Lesson1-1 WEBライティングの基本知識

WEBライティングについて学習を進めるために、
まずは基本知識から学びましょう。

WEBライティングの種類

ひと口にWEBライティングと言っても、
その活かし方はさまざまです。

すぐに思いつくものでは、
ブログやSNSなどの投稿があります。

しかし、WEBライティングはWEB上に書かれる全てのコンテンツですので、
その範囲には限りがありません。

ブログやSNS以外にも、以下のようなものがあります。

会社経営に関するWEBライティング

多くの会社は、自社のWEBサイトを運営しています。

そこに表示される会社情報や商品情報、
企業理念、プレスリリース
などもWEBライティングになります。

会社のアカウントでSNSを運営している場合には、
それもWEBライティングです。

フリーランスのWEBライティング

フリーランスのライターの多くは、
クライアントから直接仕事をもらいます。

仕事の範囲や内容はクライアントごとに異なり、
例えばWEBサイトのコンテンツを作成するといったものから、
検索結果画面などを経由して入るランディングページや、
キャッチコピーの作成など、さまざまです。

中にはアフィリエイターと呼ばれる、
自分で運営しているブログにアフィリエイト広告を貼り、
広告収入を得る人もいます。

これらは全て、WEBライティングです。

WEBライティングの大前提

WEBライティングのコツについては
Lesson2以降で詳しく学習しますが、
その前に知っておきたい、3つの大前提について解説します。

1.「わかりやすい」「読みやすい」文章であること

読者にとってわかりやすくて、
読みやすい文章を書くことは、
WEBライティングにおいてもっとも重要です。

パソコンやスマホでWEB上のコンテンツを読んでいて、
わかりにくい・読みにくい文章を見たことは誰にでもあると思います。

そのとき、どうしたか思い出してください。

ほとんどの人は、すぐにそのページから離れてしまいます。

お金を出して買う紙媒体の雑誌や本とは異なり、
WEB上のコンテンツは、
書いた本人が思っている以上に読者は読んでくれません。

内容に矛盾がないか、
一字一句チェックする時間を設けることを心がけましょう。

文章の中に専門用語などを使う場合には、
まずは自分でしっかり理解し消化した上で、
わかりやすく解説するようにしてください。

2.役立つものであること

コンテンツの内容は、
読者にとって有益なものであるべきです。

例えばWEBサイトにコンテンツを掲載するとき、
その内容は読者が興味を持っている内容でしょうか。

SNSに発信する情報は、ユーザーの役に立っているでしょうか。

読者が関心あることをリサーチして吟味し、
テーマを決めましょう。

3.親しみやすいこと

ライティングの作業は、
パソコンに向かって黙々とおこなう仕事なので、
相手の顔が想像しにくいものです。

そのため、自分が書いたコンテンツを読む読者が、
心を持ったひとりひとりの人間であることを忘れてしまいがち
です。

読者には「感情」があることを忘れてはいけません。

読者のことを理解し、考えて、
思いやりのある文章を書くことを心がけましょう。

読者に対して敬意を持っていれば、
それが自然と文章にも表れます。


WEBライティングの種類と、
ライティングを始める前に心に留めておきたいことについて、
解説をしました。

次のページでは、WEBライティングの基本用語の学習をします。