
WEBライティングスペシャリスト講座では、
主にWEBサイトのコンテンツ作りや、
ブログなどで使えるライティングテクニックについて学習してきました。
しかし、SNSの利用者が増えてきている現在、
WEBサイトだけしっかりしていれば良いというわけには
いかなくなってきています。
何かを検索する時、検索結果画面には、
WEBサイトだけではなくSNSアカウントも表示されることに
気がつくでしょう。
SNSの方が認知度が高い場合、
WEBサイトよりもSNSが上位に表示されることもあります。
このことからも、検索エンジンはSNSも評価していることがわかります。
そこで今回のページでは、
SNSで円滑にコミュニケーションを取る方法と、
ライティングテクニックについて学んでいきましょう。
SNSコミュニケーションの基本

SNSの種類
SNSで代表的なものには、
- X(旧 Twitter)
- YouTube
- LINE
- TikTok
などがあります。
できれば複数のSNSアカウントで活動するのがおすすめです。
理由は、それぞれのSNSでユーザー層が異なるからです。
もちろん重なっているユーザー層はあるものの、
Xは若い世代、
Instagramは女性の支持率が高い、
LINEはユーザー層は幅広いが1:1でつながりやすいなど、
SNSによって特徴があります。
とりあえずどれか1つから始めるのであれば、
InstagramかXがおすすめです。
SNSの投稿頻度
SNSでの投稿頻度ですが、週1〜2回は投稿しましょう。
それは頻繁に目にしてもらうことで、
あなたの存在をたくさんの人に認識してもらえるようになりますし、
親近感も湧いてくるからです。
投稿内容
投稿内容は仕事のことでも、
プライベートのことでもOKですが、
相手を不快にするような
ネガティブな発言(愚痴や不満など)は控えましょう。
また投稿する時には、コメントをもらえるように
文章を工夫してみてください。
次の例文では、
どちらがコメントをもらえる可能性が高いでしょうか?
A:私の1日のスタートはヨガから始まります!
深い呼吸でリラックスすると、
気持ち良い気分で1日をスタートできるからおすすめです。
B:私の1日のスタートはヨガから始まります! 深い呼吸でリラックスすると、 気持ち良い気分で1日をスタートできるからおすすめです。 みなさんのおすすめの朝習慣は何ですか?
これまでライティングテクニックを学んできたみなさんなら、
もう分かりますよね。
答えはBです。
質問されると、人は反応したくなります。
同じような内容でも、
文の使い方一つでユーザーの反応は全く異なります。
「どうやったらコメントがたくさんもらえるか」
という視点を持ちながら、文章を考える習慣をつけましょう。
SNSでメッセージを送る

お礼のメッセージ
この先、お客様とSNSのアカウントを
交換する機会もあるでしょう。
ビジネスシーンではFacebookが多いですが、
最近ではLINEでつながることも増えてきました。
セミナーや交流会に参加してくれたり、
店舗まで足を運んでくれたお客様に、
SNSからお礼のメッセージを送りましょう。
前回のレッスンでも解説しましたが、
ただ「来てくれてありがとうございました」とお礼するだけでは、
事務的すぎて全く相手の印象に残りません。
SNSでメッセージを送る時は、
お礼とともに次の内容を入れるようにしましょう。
- お客様との会話で印象に残ったエピソード
- その時に撮影した写真があれば一緒に送る
このようにちょっとした内容を盛り込むだけで、
相手があなたに対して感じる印象はガラリと変わるでしょう。
また写真を送ると、
相手がシェアをしてくれる可能性も高まります。
さらにこうしてエピソードや写真を一緒に送ることで、
履歴が残るため、顧客の管理に役立つというメリットもあります。
誕生日メッセージ
SNSを利用していると、相手の誕生日を知ることもできます。
この機能を活かして、
誕生日の人がいたらメッセージを送る習慣を身につけましょう。
たくさんの人が誕生日メッセージを送りますが、
その中でも相手に喜んでもらえるメッセージは何でしょうか?
それは「おめでとうございます」とともに、
知り合った時のエピソードや、
相手のSNS投稿に対するコメントなどを伝えることです。
できるだけ具体的に書いた方が、印象に残りやすくなります。
もしかすると、疎遠になっていたお客様と、
やり取りを復活させる良い機会になるかもしれません。
プライベートでも同じで、
誕生日メッセージを利用して、
しばらく連絡を取っていなかった友人に送ってみてはどうでしょうか。
Lesson10ではさまざまな場面で使えるライティング術として、
メールとSNSをピックアップして解説しました。
これまで学んだライティングテクニックを
仕事に、プライベートに、活かしていきましょう。