WEBライターとして活動を始めると、
多くの仕事募集には「SEO対策ができるライター」という
応募条件が入っていることに気がつきます。

もちろん個人でWEBサイトやブログを運営する場合にも、
SEO対策をした方が読者は増えます。

つまり、集客を増やすには、
SEO対策は切り離せない課題なのです。

Lesson5では、SEOを意識したライティングができるように
学習を進めていきましょう。

まずこのページでは、
「SEOとは何か」について解説します。

SEO対策

SEOとは、
Search Engine Optimization（検索エンジン最適化）の略です。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索した時、
検索結果の上位に表示されるように、
最適化を図り、訪問者数を増やすことを目的としています。

例えば、タンブラーを販売しているWEBサイトがあるとします。

「タンブラー人気」「タンブラーおしゃれ」などで検索した時に、
SEO対策をして検索結果の上位に表示されれば、
多くの人がWEBサイトを訪れてくれるようになります。

それに伴い、タンブラーの売上が伸びることも期待できます。

上位表示してもらうには、
さまざまなノウハウを駆使する必要がありますが、
Lesson5では、特に重要なポイントに絞って
学んでいきましょう。

検索結果の重要性

あなたが検索エンジンで何かを検索する時、
検索結果のどこからクリックしていくでしょうか。

ほとんどの人が、上位からクリックするでしょう。

ある調査によると、検索結果4番目のクリック率は、
検索結果1番目の半数以下にまで落ちます。

検索結果が2ページ目以降になってしまうと、
クリック率はさらに大幅に下がります。

つまり、検索結果に表示されないWEBサイトは、
ユーザーにほとんど訪問してもらえないということです。

「売上アップ」「申込者を増やす」などといった
WEBサイトの目的を達成するためにも、
SEO対策をして、1ページ目の中でも上位表示を狙うことは、
非常に重要なマーケティング施策となります。

みなさんが受講しているこの講座は、
WEBライティングの講座ではありますが、
SEO的観点から言うと、文章が全てではありません。

例えば、Googleで「鶴折り方」を検索してみてください。

検索結果の上位には、YouTubeが表示されます。

その下には、画像が表示されます。

「鶴折り方」で検索した人からすれば、
文章で折り方を説明してもらうよりも、
動画や画像の方がわかりやすいからです。

次に、「居酒屋」と検索してみましょう。

検索結果の上位には、地図とお店の名前が表示されますね。

多くの人は「居酒屋」と検索する時、
現在地周辺の居酒屋を探しているからです。

このように、検索キーワードによって
上位表示されるコンテンツ内容は異なります。

ユーザーが得たい情報が掲載されているサイトのうち、
より理解しやすいコンテンツが、
上位に表示されるということなのです。

つまり、SEO的観点からコンテンツを作成するなら、
文章だけにこだわらず、
ターゲットの検索心理に合わせたコンテンツ作りが必要になります。

すなわち、動画や画像、地図なども用いた柔軟なコンテンツ作りが
求められるのです。

このページではSEOについて、
その意味や重要性、考え方を解説しました。

次のページでは、SEO対策をおこなうメリットについて
学習しましょう。