Lesson6-2 WEB上のキャッチコピー

前回のレッスンでは、キャッチコピーの基本について解説しました。

WEBライティングでは、
キャッチコピーは顧客の注意を引くだけではなく、
SEO対策としても重要
なことがわかりましたね。

WEBライティングにおけるキャッチコピーの基本として、
検索結果画面に表示されるタイトルについては
前回のレッスンで学びましたが、
インターネット上にはタイトル以外にもさまざまなところで、
キャッチコピーが使われています。

このレッスンでは、
「インタネット上では
どのようなところにキャッチコピーが使われているか?」
について学びましょう。

WEBサイト

WEBサイトには、さまざまなところを経由して
ユーザーが訪問してきます。

せっかく訪問してくれた顧客には、
できれば途中で離脱せずに、
最後までWEBサイトを閲覧してもらいたいものです。

キャッチコピーが魅力的でないと、
入った瞬間に数秒で離脱・・・ということもありえます。

ページを最後までスクロールしてもらうためには、
やはりキャッチコピーが大切なのです。

最適なキャッチコピーであれば、
顧客に「最後まで読まないと!」と思わせることができ、
結果的に購入や申し込みといった、
行動につながっていきます。

WEB広告

WEBには広告の種類がいくつかありますが、
次の例はバナー広告になります。

バナー広告は、画像や動画などを用いて表示させる広告ですが、
一緒に掲載するキャッチコピーも重要です。

適切なキャッチコピーを掲載することで、
広告のクリック率にも大きな影響が出てきます。

Yahoo!JAPAN 検索結果画面

リスティング広告

リスティング広告とは、
ユーザーが検索したキーワードに合わせて検索結果画面に表示される、
テキスト形式の広告のことです。

せっかく広告を出したところで、
クリックしてもらえなければ意味がありません。

「役立ちそうな情報があるかも」
「中を見たい」

と思ってもらうためには、
やはりここでも効果的なキャッチコピーを用いる必要があります。

この部分はタイトルになりますので、
前回のレッスンで学んだタイトルの作り方も
復習しましょう。

Google 検索結果画面

メルマガの件名

メルマガはたくさん送られてくるため、
件名にキャッチコピーを用いて、
他のメルマガよりも目立たせる必要があります。

例えばコーヒーを販売しているお店のメルマガであれば、

【セールのお知らせ】最高級グレードのコーヒーを・・・

とするよりも、

【最大70%オフ!】最高級グレードのコーヒーを・・・

とする方が、「70%オフは安いな!」と注意が向きますよね。

メルマガは開封してもらうからこそ意味をなすものですので、
キャッチコピーを工夫して、
できるだけ多くの人に見てもらえるようにしましょう。


WEB上では、さまざまなところで
キャッチコピーが使われていることがわかりましたね。

もしもインターネットを利用してビジネスをするなら、
これからさまざまなところでキャッチコピーを書く機会が
増えていくでしょう。

ターゲットの属性や、
キャッチコピーを掲載するメディアの特徴に合わせて、
最適なキャッチコピーを作れるようになりたいものです。

そこで次のレッスンからはいよいよ、
キャッチコピー作成のテクニックを学んでいきます。