
気持ちに寄り添う
インターネットで商品やサービスなど、
何かを検索している時、
人は何らかの問題や悩みを抱えています。
そして、そのような問題や悩みを解決してくれる
情報を探しているのです。
そういった顧客に寄り添うようなフレーズを考え、
心に響くキャッチコピーを作ってみましょう。
例1:スポーツジムのキャッチコピー 運動してもなかなか痩せない・・・と悩んでいませんか?
例2:整体院のキャッチコピー 原因不明の頭痛、肩こり、腰痛に悩まされている人へ
例3:青汁のキャッチコピー
最近、野菜不足が気になる・・・というあなたへ!
このようにターゲットの悩みは何か、どのような問題を抱えているか
具体的にイメージし、その問題に寄り添うようなフレーズを
考えてみましょう。
人は、共感してもらえることで、
「そうなんだよね・・・」と思い、
その続きを読みたくなるものです。

さらに、その悩みが「解決するかも」と思わせるようなフレーズを、
キャッチコピーにプラスすると、より効果的です。
上の例文に、1フレーズ追加してみましょう。
例1:スポーツジムのキャッチコピー 運動してもなかなか痩せない・・・と悩んでいませんか? まだ諦めるのは早いです!
例2:整体院のキャッチコピー 原因不明の頭痛、肩こり、腰痛に悩まされている人へ その痛み、体の歪みが原因かもしれません!
例3:青汁のキャッチコピー 最近、野菜不足が気になる・・・というあなた! 朝の新習慣で一気に解消できます。
キャッチコピーでは、
売りたい商品やサービス名を入れたくなるかもしれませんが、
押し付けがましくなってしまう可能性は否めません。
それよりも一歩引いて、寄り添うようなフレーズを入れると、
顧客は安心して続きを読んでくれます。
あなたのターゲットにはどのような悩みがありますか?
顧客に共感してもらえるようなキャッチコピーを
考えてみましょう。
ターゲットを絞る
今は情報がありふれている時代です。
インターネットで情報を探している人も、
どれが自分に合った情報か見極めるのが大変です。
そこでキャッチコピーを作成する時は、
誰に向けた商品やサービスであるのか明確にした方が、
ターゲットにストレートに伝わりやすくなります。
ターゲットを絞らないキャッチコピーは、
結局誰の心にも響かず、続きを読んでもらえません。
ターゲットを絞るには、「属性で絞る」ほか、
「〜になりたい人で絞る」「悩みや問題で絞る」といった
方法があります。
【属性で絞る例】 ・50歳からのヘアケア方法 ・神奈川県にお住まいの方限定 ・小学生のお子さまがいるご家庭へ
【「〜になりたい人」で絞る例】 ・ロマンチックなプロポーズを演出したい人へ! ・1ヵ月でマイナス5キロを目指したい人に ・髪がサラサラになりたい人へ
※「悩みや問題で絞る」は、上で解説した「気持ちに寄り添う」の例を
参照してください。

またターゲットを狭くするほど、
より狙いたい顧客に直球で訴えるキャッチコピーになります。
次の学習塾のキャッチコピーを見てください。
高校受験を控えたお子さまを持つご家庭へ 次回の模擬試験で合格ラインまで目指せます!
「受験を控えたお子さまを持つご家庭へ」とターゲットを絞っていますので、
これでもOKですが、
地域密着型の学習塾などで、よりターゲットが絞られる場合は、
次のようにしても良いでしょう。
〇〇高校が第一志望のお子さまを持つご家庭へ
次回の模擬試験で合格ラインまで目指せます!
このようにターゲットを絞ることで、
〇〇高校を狙っている家庭は、
「これは読まないと・・・!」と、続きの内容を
見ざるをえなくなってしまうでしょう。
◯◯◯を使う
よくバラエティー番組などで、「この続きはCMの後!」
という演出がありますよね。
何気なく見ていた番組であっても、
そう言われると続きが気になってしまうのが人というものです。
キャッチコピーでもこの手法を使ってみましょう。
よくあるのが、キャッチコピーの一部を
◯◯◯で隠すことです。
実体験! ダイエットに最も効いたのは、ファスティングだった
これだと中身が予想できますので、
「この話しか・・・」と興味を失ってしまい、
この時点で離脱されてしまいます。
いくらファスティングについて良い記事が書かれていても、
読んでもらえなければ意味がありません。
次のように、一部を隠してみましょう。
実体験! ダイエットに最も効いたのは、◯◯◯だった
ダイエットをしている人なら、
続きが気になりますよね。
WEBライティングに不可欠なのは、
キャッチコピーの技術!
WEBライティングに不可欠なのは、 ◯◯◯の技術!
いかがでしょうか?
隠されている部分が気になってしまうので、
顧客の興味をグッと引きつけられます。
顧客を引きつける簡単なテクニックなので、
ぜひキャッチコピー作成に応用してみましょう。
ただし、隠しすぎはいけません。
このテクニックを使う時は顧客の立場に立って、
どこを隠したら先が読みたくなるか、気になるか、
イメージしてみてください。
キャッチコピー作成のテクニックとして、
- 気持ちに寄り添う
- ターゲットを絞る
- ◯◯◯を使う
を学びました。
キャッチコピー作成のテクニックは、
次のページでも続きます。