
読者に「この記事を読みたい」と思わせるには、
記事に入る前の「タイトル」と「導入文」が大きく関わってきます。
このページでは、読者を引きつけるタイトルと導入文を書く方法を
学習しましょう。
タイトル
あなたが書いたコンテンツが読者に読まれるかどうかは、
最初に目にするタイトルで決まります。
タイトルが適切でなければ、クリックさえしてもらえません。
「読みたい」と思ってもらうために、
タイトルのつけ方をしっかり学んでおきましょう。
タイトルのポイント
文字数
タイトルの文字数は、一般的には30〜40文字が良いと
言われています。
短すぎると情報量が少なくなってしまいますし、
長すぎるとまとまりのないタイトルになってしまいます。
ただし、その時々によってベストな文字数は変わりますので、
最新の情報にアンテナを張っておきましょう。
記事の内容を表すものにする
いくら読者を引きつけたくても、
記事の内容と異なるタイトルにしてはいけません。
タイトルに魅せられてクリックしたのに、
記事の内容が異なると、すぐに離脱されてしまいます。
読者の注意を引きつつ、
記事の内容とリンクしたタイトルを作成するようにしましょう。
ターゲットを明確にする
読者に「自分のことだな」と思ってもらえるように、
記事のターゲットをはっきりさせましょう。
例) 疲れやすい人におすすめの健康グッズ10選 30代に似合う髪型
読者の「知りたい」を刺激する
タイトルには、
重要なことを最初の方に入れるようにしましょう。
読者は秒単位で読むか、読まないかの判断をくだしますので、
できるだけ最初の方に入れた方が、
読み進んでもらえる可能性が高くなります。
読者の目を引くテクニックを効果的に使う
読者の目を引く簡単なテクニックは、
数字を使うことです。
具体的な数字を入れることで、イメージがしやすくなるからです。
例)
8割以上の人が1ヵ月で5Kg痩せた!
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タイトルについては、Lesson6の「キャッチコピー」でも詳しく解説します。
導入文
WEB上のコンテンツを見ると、
多くのものは最初に要約のような短い文章が書かれています。
それが「導入文」です。
読者がタイトルの次に見るのが導入文で、
文章全体を読んでもらえるかは、
この導入文にもかかっています。
導入文はただ要約すれば良いわけではありませんので、
次のポイントをよく理解してください。
- コンテンツを読めば必要な情報を得られること
- 誰のために書かれたものか明確であること
- 適切な長さにまとめる
(1)についてですが、読者は何かを調べたくて検索をしています。
文章を全て読めば「悩みが解決する」「知りたいことを知れる」ということを、
しっかり伝えましょう。
(2)については、読者は「自分のための文章だ」と
思わなければ読んでくれないので、
ターゲットを明確にしておく必要があります。
読みたくなる導入文を書くコツ
上記で説明した基本にプラスして、
さらに読者を引きつける要素を導入文に組み込んでいきましょう。
1.共感を得る
読者に「そうなんだよなあ」「確かに!」と思ってもらうために、
共感してもらえるような内容を入れてください。
例) ・こんな悩みはありませんか? ・困っている人は多いのでは?
2.インパクトのある一文を入れる
インパクトのある内容で、一気に読者を文章に引きつけましょう。
よく目にするようなありきたりな始まりではなく、
特徴的な文章を入れたり、
今までの常識をくつがえすような内容を入れたりします。
例)
「水を飲めば痩せる」というのは、間違いだった!
「短いストーリーを入れる」という手法もあります。
ストーリーを入れると、読者はイメージがしやすいので、
読み進めてくれる可能性が高くなるでしょう。
例) 1ヵ月ぶりに会った友人のA子が、見違えるほどキレイになっていた! その秘密は・・・
3.メリットを伝える
この文章を読めば、どのようなメリットがあるのかを、
分かりやすく伝えてください。
例) この記事を読んで実践すれば、 SNSのフォロワーを◯人増やすことができます!
Lesson3では、ライティングの基礎について学習しました。
WEBライティングだけではなく、
一般的なライティング(仕事のメールなど)にも
使える基本的な内容もありました。
ぜひここでしっかりマスターしておいてください。
次のレッスンでは、ライティングの応用テクニックを学びましょう。